酸っぱい湯気が立ち込める向こう、見えた笑顔が今も忘れられない。

 

これ、ダウンタウンの松ちゃんが作詞を担当し、浜ちゃんとマッキーこと槇原敬之さんが歌った不朽の名曲「チキンライス」のフレーズです。

 

日本のお笑い界でトップに立った今、好きな物をなんでも頼めるようになった。

 

でも、子供のころ食べた、あのチキンライス。

 

チキンライスの味が好きなのではなく、家族と一緒に食事が出来ることが好きだった。

 

今、確かに好きな物はなんでも頼める。

 

でもそれをしちゃうと、贅沢をしてしまうと、何かえも言われぬ不安を感じてしまう。

 

だから、やっぱり俺はチキンライスで良い、いやチキンライスが良いんだ。

 

 

酸っぱい湯気が立ち込める向こう、見えた笑顔が今も忘れられない。

 

 

この一節から、松ちゃんの情緒力の高さを感じてしまいます。

 

 

さらに自署「遺書」で、松ちゃんはこんなことを書いています。

 

 

子どもの頃、「想像力を育む」というキャッチコピーで売られていたレゴブロック。

これが欲しかったが買ってもらえなかったので、どうやってレゴブロックを作ろうかを考えていた。だからレゴを使って遊んでいる子供とは、想像力という部分でみて、俺の方が一枚上だったと思う。

 

 

さすがとしか言いようがありません。

 

 

どうやればお弁当の中身を隠せるのか?

 

松ちゃんの、この2つのエピソードと、似たような経験がボクにもあります。

 

幼稚園生のとき、お昼はお弁当でした。

 

当時はキャラ弁などという言葉などありませんでしたが、各家庭のお母さんたちは、まあそれなりに作り込んだお弁当を子供に持たせます。

 

只、うちの母親は、田舎の貧乏家庭で育った身。

 

食べられるものがあれば幸せ、弁当を持っていけるだけ、ありがたいと思いなさい。

 

まあこんな発想なワケです。

 

当然弁当のおかすなどは、昨日の晩御飯の残りがメイン。

 

いわゆる「茶色弁当」ですねw

 

今となっては、どなたかが唱えた「茶色い食べ物は裏切らない」という主張に賛同する身ですが、やっぱり小さい時って、周りと比較するじゃあないですか。

 

いいなあ、●●ちゃんのお弁当って、いつもキレイでおいしそうで

 

みたいな。

 

すると、ボクと同じような気持ちなんでしょう、クラスの何人かが、お弁当をフタで隠しながら食べているのを発見しました。

 

アルマイト製のキャラクター弁当箱、ガッチャマンとかグレンダイザーとかのやつね。

 

で、ボクもそれを真似したかったんですが、お弁当箱がタッパーなので、フタが立たないんですよ。

 

母親に、見た目がキレイなお弁当を頼むことは出来ません。

 

まして、新しいお弁当を買って欲しいと、ワガママをいうとなど出来ません。

 

そこでボクがとった行動は、どうやればタッパーのフタでお弁当が隠せるか?

 

日々探求することでした。

 

 

情報発信ビジネスは「自分を見せる」ということ。

 

今日の記事は、情報発信メディアの運営を行っているあなたに向けて、自分語りのほんの一例を出しました。

 

情報発信メディアを構築していく中で、自分のエピソードを記事にすることを避ける人がいます。

 

また、避けてはいなくとも、成功事例などの「良い事だけ」を語ろうとする人もいます。

 

でもそれでは、成功することは限りなく難しいでしょう。

 

なぜなら、それではメディアの中にいる「あなた」が見えないからです。

 

通りすがりの読者から、信頼関係を強めていくには、当然のことながら、お相手にあなた自身を知ってもらう必要がありますよね?

 

 

  • ●●を見れば私はこう思う、なぜなら…
  • ●●をしたら私はこうなった、なぜなら…
  • ●●の意見に私も同感する、なぜなら…

 

 

ビジネス関連の事に限らず、このように自分の主張とその根拠を語ることで、相手に同意して貰いやすくなります。

 

すると、

この人の感性は私に似ている」→「この人の書く記事は信頼できる」→「この人がお薦めするなら購入しよう

 

このように、理想的な関係に発展していくでしょう。

 

その為には、臆することなく自分を出すこと。

 

失敗談や恥ずかしい話しを、どんどん語ること。

 

そうすることで、あなたのファンが増えていきますよ。

 

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