なんか、いろいろと出てきてますので、
今日はあえて雑談を。
ボクがガキの頃は、
「ＴＶを観すぎると馬鹿になる。」
と、よく親父に言われたものです。
いや、親父に限らず、世間一般的にそんな風潮があった気がします。
でも、ボクらガキどもは、
「そんなワケないじゃん」
「面白いから良いじゃん」
「だって観たいんだもん」
そんな言い分を、さも偉そうに論じ、
TVの視聴権利を得ていました。
なので、完全にＴＶからの情報に依存している、
うちの女房をはじめとする、一般的な人に対して、
ボクが文句を言える道理では無いのですが・・・
今になって、親父の気持ちがよく解ります。
ＴＶのもたらす悪影響を、昨夜まざまざと感じました。
あるバラエティ番組を眺めていたら、その番組、いわゆる
「オチ」の映像までの時間を、画面上でカウントダウンする。
という構成なんですね。
「衝撃の映像まであと３０秒」
って出て、２９、２８・・・０、ババーン！みたいな。
この演出が、番組中で１回だけなら、まだわかります。
期待を持たせて、どうしても見せたいシーンであれば、
多少演出を凝らし、表現しても良いでしょう。
民放ですから、我々は無料で観させてもらってるワケなので、
多少文句はあっても我慢します。
ボクもその位のモラルは持ってるつもり。
でも、その番組は、全てのオチシーンで同じ演出だったりします。
一体、何回カウントダウンしてたんだろう？
恐らく２０回近く、その場面はあったと思います。
さすがに全部には付き合いきれず、ボクは部屋を出ましたが、
うちの女房や愚息達が、最後まで付き合っていたのは
言うまでもありません。
そこでボクは考えます。
番組の提供者側は、一体なんでああいう演出をするんだろう？と。
ああいう演出をするには、当然理由があるはずです。
で、ＴＶでの理由とは、当たり前ですが、視聴率しか無いですよね？
つまり、視聴率を取る為に、ああいう演出をすべきと製作者は考えている。
と推測するのが自然です。
ああいう演出→答え（待ち時間）を先に見せる。
という演出です。
ここに問題がある気がしてなりません。
ボクはここ十数年、ＴＶのバラエティを殆ど観なくなりました。
（全くではありませんがね。）
なので、確かなことは言えませんが、恐らくこの番組的な演出、
つまり、先に笑いどころや、待ち時間を視聴者に伝えてから、
現物を見せる。という手法は、他の番組でも実施している事と
予想出来ます。
だって、どこのＴＶ局も、視聴率命なのは変りないのですから。
コメントをいちいちテロップ（字幕）で出す演出も手伝って、
うちの愚息でも、小さいうちから、ＴＶが意図する、
「ここで笑ってね」
「このシーンまで我慢して観てね」
は、無意識のうちにコントロールされているようです。
これをバカと呼ばずに何と呼べば良いのでしょう。
ちなみに、ボクがこんな記事を書いたのにも理由があります。
これは、本業と副業、双方で抱えるボクの課題なのですが…
先が見えない、という理由で、今年の新卒組も
例年と変らないほどの人数が、既に離職しました。
人生の先なんて、見えなくて当たり前なのに、
今スグに見えないとダメと嘆き、学生時代、必死に就活を頑張って
やっとの思いで就職した会社を、僅か半年で離れて行ってしまいます。
残念でなりません。
そしてこの子たちと、アフィリエイトで躓いてしまう方が、
どうしても重なります。
その原因の一端に、ボクはＴＶがあるように思えてなりません。
ということで、今日はここまで。
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