【美味しんぼ】っていう漫画がありますよね?
主人公の山岡士郎が、父親の海原雄山と対立しながら(どうやら現在は和解したらしいですが)究極のメニュー作りという大仕事を進めるっていうアレです。
ボクはこの漫画で、好きなエピソードがいくつかあるのですが、その中の2つを触りだけご紹介します。
1つは、ご主人の海外転勤を控え、フグの白子を食べたいという夫婦に、山岡はタラの白子を、雄山は子牛の脳みそを提供するという話。
只、フグの白子が手に入らないことから、同じ魚であるタラの白子を安易に発想し、山岡は雄山に敗れます。
この時の雄山のセリフがこれ。
「フグの白子が無いなら、それに代わる本物を持って来い」
なんとも雄山らしいカッコいいセリフです。
2つ目は、老いた画家にブリ大根をご馳走する話。
つれあいを無くし、書く力を無くした画家を励まそうと、山岡は画家の好物である、ブリをご馳走すると約束します。
後日、画家にブリをご馳走する場所は、海沿いの別荘や高級料亭なども使えたが、山岡が選んだのは潰れたレストラン。
そしてテーブルに出てきた皿には、ブリの身ではなく、ブリの味がしみ込んだ大根がのせられていました。
これを食した画家は、ブリを食べているワケでも、海の景色を見ているワケでもありません。
しかし、銀色に輝くブリの姿を、脳裏にハッキリと浮かべることになり、画家としての意欲と取り戻します。
この時、画家がつぶやいた言葉がこれ。
「具象より抽象の方がより写実的か・・・」
ほしの☆セミナーを開催します。
いきなり漫画ネタから入りましたが、今さらこのブログを、何か別ジャンルに鞍替えするつもりはありません。
これは今日の本題の前フリでして。
先日お伝えしましたが、我々【新生訳ありチーム】が現在進めている、ほしのさんをメイン講師としたセミナー。(ほしの☆セミナー:仮称)
これの定例打ち合わせを昨日行いまして、開催日と場所が決定しました。(場所は大阪市内)
その結果を、先日お約束の優先メンバーさまへご案内しましたので、今後は枠の埋まり具合によって、旧作のみの購入者さま、そしてみつおのメルマガ読者さまへ募集告知をする予定です。
※枠が埋まってしまった場合はご案内出来ませんのでご了承下さいませ。
さて、ほしの☆セミナーのコンテンツですが、メインは何といっても本邦初公開の新コンテンツ。
このノウハウをモノにするだけで、仕入れの幅が最低でも今より30倍は広がるでしょう。
また、利益率も30%~50%アップが見込めます。
「半年でセミナー代を100%回収できる」
と豪語するのは、まずこれの存在が大きいですね。
またその他にも、ほしのさんによるリアルタイム仕入れ講座、リアルタイム出品ページ添削など、【実際に会って】という強みを活かしたコンテンツを豊富に用意する予定です。
タダですね・・・
ほしの☆セミナーの裏メインとは?
これはボクの所感なのですが、ほしの☆セミナーは、裏メインと呼ぶべき貴重なカリキュラムが存在します。
そしてこのカリキュラムこそ、【ほしのさんと対面式のセミナー】でなければ、得られないスキルをあなたにお渡しするものなのです。
そのスキルとはなにか?
それは仕入れを左右する
【観察眼】
そして
【想像力】
です。
ほしのさんは、あの限られたヤフオク!の出品ページから、さまざまな情報を収集し、経験から得た想像力を駆使して、結論を出します。
この場合の結論とは、当然「仕入れするかしないか」です。
つまり、多くの訳あり☆イリュージョンPLUS実践者さまが、画像や商品説明など、アイテムに直接関わる情報だけで判断している中、ほしのさんはその数倍もの情報をインプットし、精査しているんですね。
だからほしのさんは、トラブルになることも非常に少なく、高確率で期待通りの商品を仕入れることが出来ます。
その結果、効率よくビジネスを展開出来ているということなんです。
この能力、感性と言えばそれまでです。
つまり、
「私にはその感性がないから無理だよ」
と、感じる方もいることでしょう。
でも今、その感性が無いと自覚するのなら、その感性を磨くべきです。
そう、感性は鍛えることが出来るのですからね。
そしてこの感性こそ、ビジネスの成功に欠かせないものなのです。
ほしの☆セミナーのカリキュラムには、ほしのさんのこの感性を、直に学べる要素が多分に含まれています。
そしてそれは、PDFマニュアルや動画では、伝えることがとても難しいこと。
だからこそ、この対面式ほしの☆セミナーの裏メインと、ボクは捉えているんですね。
ほしのに代わる本物を持ってみつおが語ります。
情報を精査する感性。
いやボクだって、今や専業で食ってるワケですので、そりゃあネットから情報を精査する力については、それなりに自信があります。
しかし、ことヤフオク!で情報収集と精査・推測する能力は、ほしのさんの方が1枚も2枚も上手(うわて)。
それがどういうことで、どの程度というイメージなのか・・・
これを美味しんぼのエピソードにならい、ほしのに代わる本物として、みつおがあなたに
ヤフオク!(具象)ではなく違う例(抽象)で、写実的に伝えてみましょう。
ってのが今日のコンテンツです。
自動車用品業界で培ったみつおの観察眼と想像力
みつおが選んだ抽象的材料は自動車です。
人生の半分以上、ボクは自動車用品業界の会社に勤めていました。
ちなみにボクは、今も昔も車に全く興味がありません。
でも自動車業界ってところは、昔はほぼ100%、今でも7割くらいは車好きの人間が集まるところです。
そんな業界に足を踏み入れ、高卒のタダの工員から、最終的にボクは営業部長を務めました。
全く興味の無い業界で、みつおはなぜそこまで登れたのか?
それは、日々【観察眼と想像力】を磨いてきた結果だと自己分析しています。
で。
悲しいかな、25年間勤めたことで、前職のクセが未だに抜けきれません。
街行く車を眺めては
「これだけの車が走っている(需要がある)のだから、何か商売のネタは無いかなあ」
などと考え、駐車している車を見れば、タイヤの残り溝や車検ステッカーを確認してしまいます。
そんな生活を送っている中、先日仕事場のそばで、この車が目に止まりました。
日産のセレナという車です。
ミニバンと呼ばれる形で、一般的なファミリーカーですね。
パッと見だけだと、ご家族をお持ちの、30代~40代の方が所有している車と思えます。
ただこのセレナ、ちょっと気になるところがあります。
それがここ。
ガソリンを入れる給油口という部分で、そのフタがちょっと空いてるんです。
これを見たボクは、またまた悲しいかな、一銭の得にもならないのに、この車のオーナーを想像するという作業に入ってしまいます。
以下がその工程です。
みつおの自動車オーナー推察工程
まず、この給油口のフタが空いている理由を推察します。
候補は3つで、可能性の高い順にこんな感じ。
- セルフのガソリンスタンドで給油した後の単なる閉め忘れ。
- フタが壊れていて閉まらない。
- フタが壊れていて閉めると開かない。
只、いずれの場合でも、オーナーの人間像のベースを想像するとこうなります。
普段から大雑把な人で横着な人。
そしてさらに、
車の利用頻度は少ない人。
と考えられます。
これが思考のベースになります。
次に車の外周を観察します。
ボクの場合、2メートル手前からタイヤのトレッド面(地面に触れる部分)を見れば、タイヤの銘柄と残り溝がどの程度かわかります。
タイヤは自動車のパーツの中で、唯一地面と接触する部品であり、車が「走る・止まる・曲がる」というパフォーマンスを、高い次元で再現するには、より気をつけなくてはいけないパーツです。
そのタイヤの銘柄と残り溝を把握することは、オーナーの安心・安全への意識がどの程度なのか?を判断する材料になるのです。
また、この時期(1月後半)は、ボクの住む非降雪地域である神奈川県であっても、スタッドレスタイヤに履き替える方は多数いらっしゃいます。
スノボなどのウィンタースポーツや、年末の帰省準備の為というのはもちろん、通勤やお子様の習い事の送迎など、車を使う頻度が高ければ履き替えが必要ですからね。
見たところ、このセレナは夏タイヤで溝も残り3分程度。
この先、雪が降ったら間違いなく出かけて欲しくない車です。
この要素からも、このオーナーは自動車を滅多に使わないことが察せられます。
そしてトドメはここ。
車はバックする時、ぶつけやすいと思われがちですが、スリ傷箇所ナンバー1はバンパー左前です。
案の定やらかしていて、ささくれ具合で判断すると、傷をつけてから大分時間が経っている様子です。
これがオーナーが付けた傷であれば、オーナーの運転技術はさほど高くない、つまり運転頻度が低いことを裏付ける要素になります。
ただ、オーナーが付けた傷ではない可能性もありますが、その場合でも、この傷を放置している時点で、車への愛着は低いと考えられます。
その他参考として、窓から見える範囲で車内を確認すると、純正カーステレオ(ナビ無し)、ビニールのハンドルカバーという装飾。
これは、車を購入する際に、無駄なオプションを付けずに購入していることを表しています。
また、チャイルドシートの設置もなく、全般的にさっぱりした車内に見えます。
スタッドレズを履かず、ナビもなく、こざっぱりした車内。
これは、家庭を持つ人の車というより、いわゆる「実家の車」という印象を受けます。
では、これまでの要素で、このセレナのオーナー像を想像してみましょう。
まずベースイメージの下記2つ。
- 普段から大雑把な人で横着な人
- 車の利用頻度は少ない人
これに加え
- 悲観的準備が苦手な人
- 必要以上のお金を使わない人
- 車への愛着が薄い人
という人である可能性が高いとボクは想像します。
また家族構成は、若い夫婦という感じではなく、実家に住んでいる中年男性といったところでしょう。
これらを総合すると、ボクは
「カーナビなどの趣向品を接客しても成約は難しい人」
と判断します。
ですから、このような方へはどちらかと言えば、消耗品や車検を積極的にアプローチする対象の人になると思います。
感性を磨く=目に見える情報に気付くことからはじまります。
この例で、ボクが写実的に表現したかったのは、
「趣向品を接客しても成約は難しい人」
という最終判断です。
これを訳あり☆イリュージョンPLUSの工程に置き換えると、
「仕入れ対象とするのは難しい人」
となります。
商品情報は直接的に見るだけではなく、想像の幅を広げてみることが大切です。
例えばお店でカーナビを売りたいと考え、最新カーナビを20%OFFで販売、という施策を打ったとしましょう。
このセレナにはカーナビがついていませんから、一見すると買ってくれるかも?と期待出来ます。
しかし最新カーナビを20%OFF推しても、肝心のオーナーが必要ないと考えていれば、絶対に買ってはもらえません。
ここでゴリ押ししてしまえば、気分を害していまい、今後お店を利用してもらえなくなる可能性だってありますからね。
また、商品情報だけではなく、その他目に見えている情報を、掘り下げて推察することが、効率よくビジネスを進めるカギです。
この例で言えば、こちらのオーナーには、カーナビなどの高単価商品ではなく、長くお店を使っていただけるような対応をすること。
これを瞬時に見抜けるようになるには、経験を積み感覚を鍛えるしかありません。
また、それ以前に与えられている情報を、如何に見逃さずに気付けるか?
ここが非常に大切なのです。
目に見える物(情報)から目に見えない人を想像すること。
今日はみつおの専売特許である、回りくどさバツグンの記事に仕上げました。
おかげで、文脈的な部分は多少おかしな感じがあるかも知れません。
ただ、言いたかったのは、上の見出しに書いたこのコピー。
目に見える物(情報)から目に見えない人を想像すること。
長く稼いでいくためには、絶対にこの能力を鍛えなくてはなりません。
ネットビジネスであろうが、最終的には人間を相手にするのですからね。
そして先ほどボクは、この能力は経験を積み鍛えるしかないと書きましたが、多くの方が
「それはわかっているけど、どうやって経験を積むのかがわからない」
というジレンマに陥るでしょう。
ですので、ほしの☆セミナーの裏メインは、この経験の積み方をあなたにお伝えするもの。
そう捉えていただければ、おおむね間違いありませんよ。
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