再現性の高いノウハウも、愚直にノウハウを実践するだけでは、

稼げないというパラドックスがあります。

 

「プロフィールは大切です。あなたという人間を知ってもらいましょう」

 

特にコミュニケーション型のパワーサイトアフィリエイト手法では、

このようなことをよく言われます。

 

購入者さんは、愚直にそれを実践します。

うん。非常に愚直に。

だから、そのプロフィールに書いてあることは事実なのでしょう。

 

でもそのプロフィールって

 

1、なんとなく平凡なまま、中学生までの生活を送る。

2、高校生時代にで堕落心が芽生える。

3、世に不平不満を感じ始める。

4、病気になる。

5、なんとか騙しだまし就職するも、スグに病気が再発する。

6、就職先がブラックorグレーな会社である。

7、しばしニート生活を送る。

8、5~8を複数回繰り返す。

9、ネットビジネスに出会う。

10、最初はダメだったけど、月○万円~月○○万円稼げるようになる。

11、ネットビジネス万歳。

 

こんなのが多いです。

いや、事実でしょうから本来良いんです。別に。

 

ただね、最近この手の方々から、

妙なやっかみ、ひがみ、妬みを

受けることが重なりましてね。

 

曰く

「あんたは良いよね、リアルもネットも成功しててさ。でも、弱者の気持ちはわからねーだろ」

だそうです。

 

 

 

 

おいおい、舐めてんじゃねーぞ小僧。

 

 

 

 

 

こちとら、君たちが想像している程、ヌルい人生を歩んで来たわけじゃあ無いんですよ。

 

ってことで、ボクもプロフィールにちょっと付け加えると、

 

不仲の両親の間で育った幼少時代。

 

顔をあわせれば、金の事でケンカをしている両親を見続けていて、

一日も早く、口減らしをしなければいけないと考えていた中学生時代。

 

そのころ、当然やってはいけないことですが、

アルバイトで新聞配達を始めました。

 

全ては自立心からです。

 

 

中学を卒業したら、スグにでも働きたかったのですが、

そこは父親の進言で、高校までは出ておけということで、

費用の掛からない県立高校へ進学しました。

 

当然、それ以上進学などは考えておらず、高校生活も

アルバイトに勤しむ毎日。

 

中・高と学生生活で学んだことは、余り身になっている感触は無く、

どちらかと言えば、アルバイトで気持ちを鍛えられた期間です。

 

そして就職するわけですが、当時18歳。

特段、何をしたいという気持ちはなく、一番最初にやった新聞配達以上に

厳しい労働環境が無かったので、何でも出来るという自信は心のどこかに

あったのかも知れません。

 

高校からの就職先斡旋の、締め切り10分前に、今の会社を決めました。

家から近かったという理由で(笑)

 

自動車関連の会社で、何をする会社なのかも良く解らずに入社しました。

 

そんな会社だから、労働条件など良い訳がありません。

ていうか、最近知ったことですが、ボクが入社したときには、

まだ就業規則が無かったとのことです。

 

朝7時に家を出て、帰宅は夜11時。

仕事は心身共に疲労を極める環境であったのはいうまでもありません。

 

しかし、ボクはこの環境を、1度たりとも恨んだことが無いんです。

だって決めたのは自分なんですから。

 

どんなところでも、3年は働いてみないと、その仕事の真髄は解らない。

 

そんな諸先輩からの人生訓を、どこかで諳んじていたのかも知れませんが、

ボクは全く興味の無い自動車のことを、仕事と割り切って習得していきました。

 

 

労働条件だって、嘆いていたって始まりません。

自分で選んだ会社です。もし今の環境に問題があるのであれば、

自ら提言し、自ら改善していけば良いと思っていました。

 

 

確かに周りには、バブルの余韻に浸りながら、

ボクのことを笑っている人間もいましたよ。

 

「なんでそんなとこで、いつまでも働いているの?」

「もっと楽しまなければ、人生損だよ」

 

みたいに。

 

 

でも、ボクには自信があったんです。

決して大きな野望とかがあったワケでは無く、

明らかに、周りが時代の衰退に対して気が付いていないところを。

 

そして、ボクが勤める会社の、未来予想図を。

 

 

あれから23年経過し、現状では勝敗が明らかにつきました。

 

ボクをせせら笑っていた人達は、最近では名前も聞かなくなり、

辛うじて繋がっている方々も、人生の実態を目の当たりにし、

若いときの勢いはスッカリ無くなってしまいました。

 

 

「どうだ。オレスゴイだろ」

 

ここまで書いて、ボクがこんなことを言いたいわけでは無いことは、

賢明なあなたであればお解かりいただけるはず。

 

 

前述した、ネットビジネスに参入してくる、若い子に言いたいのは、

 

・自分の甘さを会社や周りのせいにしていないか?

ということであり、

 

・その進路を決めたのは自分だろ?

ということです。

 

 

長年、同じ会社に勤めるだけでも、勇気や忍耐力は必要なんです。

 

当然、会社を永続的に繁栄させるためには、ESにだって注力

しないといけないわけで、それらを実践していくのは常に現場です。

 

当然、具体策の実践には調整が必要な訳で、そのツケは概ね

上席者が被ります。今でもそうです。

 

 

何か問題があった時、その問題に対して、見て見ぬフリをするか、

逃げて文句を言うだけか、解決に挑むか。

 

ボクは常に3つ目を選択してきました。

だって、自分が選んだ会社だからです。

 

「自分ひとりでやっても」、とか、「いろいろ思ってはいますよ」、

とか耳障りの良いことを言ってくる人間もいます。

 

でも、肝心なのは、行動を起こすことです。

だって、もう我々は大人なんですから。

社会人なんですから。

 

 

こんなことを書いたって、わからんチンには解るまい。

 

でも、自らの甘さを棚に上げて、ボクを妬むのは

お門違いであることはご認識下さいね。