ボクは子供の頃からジャイアンツが好きです。

地元が横浜なもんですから、本来、大洋ホエールズ(現DeNAベイスターズ)を応援すべきだったんでしょうけど、そこはやっぱり子供。

強いチームが好きになっちゃったんですね。

とは言え、ジャイアンツの中で、特に好きだった選手は、いわゆるスター選手じゃあ無かったの。

ボクは、ギリ王さんの現役時代を観た世代。

つまり小学生の時、野手では原・中畑・篠塚、投手では江川・西本・加藤初がバリバリだった頃です。

そんな時代、ボクが一番好きだったのは、遊撃手の河埜(こうの)和正選手なんですよ。

こちらの河埜選手、生涯打率は2割5分程度で、今の坂本勇人みたいに好打でも無ければ、甘いマスクでも無い選手。

でも、あの江川投手に「河埜さんの肩は本物だ」と言わしめるほどの、強肩の持ち主だったんです。

三遊間の深いところに飛んだ打球を、逆シングルで捕って、今で言うレーザービームのような送球でアウトにする姿に、ボクは何度もシビれました。

派手さは無いんですけど、堅実な守備ってやつです。

只、当時の年棒査定は、やっぱり打点と本塁打数、あとはスター性によって決められていたんでしょうね。

河埜選手の最高年棒は、2600万程度だったようです。

同時代の原選手が6000万ですから、半分以下ってことになります。

まあ、ホームラン数や女性人気などを考慮すれば、この年棒も納得しますけど。

 

地味なプレースタイルが魅力に映る

そんな河埜選手には、もうひとつ魅力があります。

それは自己犠牲のスタンスで試合に臨んでいたこと。

具体的な例を上げれば、当時「青い稲妻」と謡われたスピードスター松本匡史選手。

彼が83年に76個の盗塁を決められたのは、河埜選手のアシストがあったからだと言われました。

松本選手が1塁に出てスタートを切ると、河埜選手はわざとちょっと遅らせて空振りをする。

すると、捕手が2塁に送球するタイミングが遅れるので、まさにタッチの差でセーフになることが多かったんです。

でもこれで、河埜選手は1ストライク分不利になります。

それでも右方向へゴロを転がし、キッチリと3塁に走者を進めるバッティングをしていました。

1番松本がセーフティバントで塁に出て、2番河埜がアシスト&進塁打で1アウト3塁にし、3番篠塚がタイムリーで1点先制。

これが83年、藤田巨人のお家芸でした。

こういうところを、もっとフロントが評価してくれてたら、河埜選手の年棒も違ってたんじゃあないですかねえ。

 

一芸を磨くことが生き残る道

引退以降、河埜選手は2軍コーチ、スカウトという経歴を経て、最終的にはジャイアンツアカデミーという、少年野球スクールの校長を務めました。

この野球人生、恐らく河埜選手自身「やりきった」という思いなのでは?と勝手ながらボクは想像しています。

自分はホームランバッターではない。

ではどうすれば、プロの世界で生きていけるのか?

河埜選手はそう考え、自分の武器である肩を絡めた手堅い守備を、徹底的に磨いたのだと思います。

結果レギュラーの座を掴み、その後も自己犠牲の心持ちでプレーに臨んだからこそ、引退後も長い間ジャイアンツに関われたんですね。

 

人生2割5分でイイじゃん。

河埜選手のように、一芸を磨けば、超一流とは言われなくとも、生きていくことが出来ます。

もちろんそれは、プロ野球の世界に限ったことではありません。

WEBを利用したビジネスだって同じことが言えますよね?

アフィリエイトひとつにしたって、ライティングスキルを上げること、PPCを極めること、SNSを活用することなど、磨くべき一芸はいくつもあります。

そして、アフィリエイトのマーケットは、日に日に伸長していることを踏まえれば、3割、あるいはホームランを40本打つバッターを目指さずとも、生きていくことは出来ると思うんですよ。

例えばこれ

こういう方達は、一流のアフィリエイターであり、野球で言えば3割バッターと言えるでしょう。

だけどあなた実際、こんなに報酬って要ります?

いやいやお金ですから、欲しいって気持ちはもって当然だと思います。

だけどこの人たちって、個人だったらそれこそ寝る間を惜しんで作業をしていると思いますし、組織だったとしたら、人間同士で摩擦があったりすると思うんですよ。

どっちにしても、そういうのって面倒臭いじゃあないですかw

てか、たった1つのASPだけでこの報酬額です。

アフィリエイト市場はこの数倍、いや数十倍の市場規模があるんです。

だったら2割5分の打者でも、十分食っていけるじゃあないですか。

少なくともボクはそう思いますし、体感もしています。

てことで、今からでも全然遅くありません。

あなたも2割5分を狙って、一芸を磨いていきませんか?

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